じんましん

じんましんは、突然のかゆみとともに皮膚が赤くなり、その部分の皮膚が盛り上がったように見える皮膚疾患です。
その大きさは2～3mmの小さなものから、上半身を覆うかのような大きなものまでさまざまです。痛みの程度も、チクチク程度の方から、焼けるように痛むという方もいて、個人差があります。
じんましんには、食品や薬物などのアレルギーに起因するタイプと、日光･ストレス･汗などを原因とする非アレルギー性のタイプがあり、前者は急性で、後者は長く続く慢性の経過をたどる傾向にあります。
治療としては原因を特定して除去することに加え、皮膚の状態に応じた塗り薬や飲み薬の処方となりますが、原因がわからないことが多いのも、じんましんの特徴です。